ヨーロッパ1周!?ドライブ・日記
  〜ヨーロッパを車で一周する僕らの様子を伝える日記のコーナー〜


1.おフランスでお車を買いましょう♪ Paris 〜 Mont-Saint-Michel
 

  〜ヨーロッパ1周!?ドライブのはじまり、はじまり〜


 物価がビックリするくらい高〜いヨーロッパ。 見所が多いのにどこも高くって、バックパッカー泣かせのヨーロッパ。
こんなヨーロッパをどう旅するか? コレは貧乏旅行者にとっては避けては通れない大問題。 例えば安宿のドミトリーでも軽く1人2,000円を超えてしまうのだから開いた口がふさがらない。 移動費を抑えながらも見所を回って、かつ宿泊費を安くあげる。 そう考えた時、出た答えが車での旅だった。 どうすれば良いかわからない僕らはフランスに着くやいなや観光案内所に駆け込み「車を買いたいんですけど!」っと場違いな質問をして笑われたりもしたが、苦労しながらも車をゲット! しかも新車! レンタカーよりも安い! っと良い事だらけで有頂天。 (・・・本当に欲しかったのはキャンピングカーだったんだけど・・・) 宿泊費を浮かす為にとテントを購入し、地図を買い、マットレスや食器なんかも買ってたら結構お金がかかって、どっちが得なんかわからなくもなったが「まぁ〜4ヶ月以上使うんだから」とあまり深く考えない事にした。 
目指すはヨーロッパ1周!! はたしてどんな旅になるのか? 行き当たりバッタリの旅のはじまり!はじまり!







ビビリながらもパリのランドマーク凱旋門へ向かう絵

  

  〜旅の始まりは前途多難〜
 4/14/2005 PARIS

 買った車は宿に納車してもらう事が出来なかったので、自分達で取りに行く事になった。 電車を乗り継ぎディーラへ向かうが、教えてもらった場所がわからず右往左往。 電話でナビしてもらってようやく到着。 ディーラーに入るとキレイなお姉さんが待っていて、「どうぞオーナー様」といった感じで接客するもんだから気分がイイ。 フカフカのソファーにふんぞり返って座っていると担当の人がやって来た。 さっそく契約の事や保険の事を質問するがイマイチ英語が通じない。 いや、正確に言うとこっちの質問は無視して一方的に聞いても無い事をペラペラと話すといった方が正しい。 マニュアルどおりに説明するのみなのだ。 恐ろしくマイペースな人だ。 何を聞いてもまともに返事が返ってこない。 こんなんで大丈夫かなぁ。 っと不安に思ってるうちに話は終わり、外へ連れてかれた。 するとそこには眩いばかりにキラメク僕らの愛車が待っていたではないかぁー! さっそく僕らはこの車を「ぷーちゃん」と名付けた。 ゆっくりする間もなく僕らはすぐに宿へ向かった。 ディーラーで手間取って、宿のチェックアウトの時間を過ぎてしまっていたからだ。 部屋には荷物が置いたままだった。 慌てて走り出したはいいが、慣れない左ハンドル、右側通行、読めないフランス語の表示。 すべてワケがわからない。 凱旋門に向かって走っていたのに、その凱旋門は遥か後ろの方へ見えなくなっていく。 道もわからない。 ゆっくり走ってると後ろからあおられるし、どこ走ったらいいかわからないし、助手席のユキは僕の下手な運転で酔ってしまうし、完全にパニック状態。 何度も道を間違え、同じ所をぐるぐる回りながら宿に着いた時には既に二人とも瀕死の状態だった。 こんなんで大丈夫か・・・。 先が思いやられる・・・。
(夫・トシオ)






これがモネ様のご自宅。 かの有名な「睡蓮」の池もありました。
 

  

  〜あぁ・・・素晴らしきモネの家〜 4/14/2005 PARIS〜GIVELNY

 急いで荷物を車に積み込み、チェックアウトが遅くなった事を謝りにいくとお世話になった宿のおじさんが「コーヒー飲んでけ!」と多分言った。 このおじさん、フランス語オンリーで全く言葉が通じないのだが、とってもいい人なのだ。 お礼を言って宿を出る。 これからがヨーロッパ1周ドライブの始まりだ! 頼むぞ!ぷーちゃん!!
慣れない運転は続いたが何とか車地獄のパリを脱出! 郊外に出ると車も少なく運転しやすくなった。 目の前に広がる景色はのどかな風景なのだが、春霞に包まれたその様子は正に絵画の中の世界。
いろいろと手間取った為、予定よりかなり遅れてしまったが今日の僕たちの目玉はモネ(ルノアールやシスレーなどと並ぶフランス印象派の画家)の家を見る事だった。 ここには彼の絵に出てくる睡蓮の池や日本式庭園があり彼が作品を描いた現場をそのまま見ることが出来るのだ。 モネの家のあるジベルニーに着いたのは17:00。 閉館ギリギリに滑り込むとそこには素晴らしい庭園が広がっており、様々な色のチューリップが色鮮やかに咲き誇る先にモネの家はあった。 中にはモネが写った写真も飾られている。 実際にここでかの有名な作品たちが描かれていったと思うととても感慨深い。 そう僕とモネとは深い関わりがあったのだ! 遠い親戚・・・だったら良いがそうではない。 鳥取の実家に小さい頃から一枚の絵画が飾られていた。 誰の絵だかも知らずにその絵を見続けて育ったのだが、先日パリのオルセー美術館に行ったとき偶然その絵を見つけて驚愕した! それはモネの絵だったのだ。 小さい頃から見上げてきた絵の実物がココに!っと思うと何とも言えない感傷的な気分になった。 そんなこんなでモネの家を目の前にし、
ガラにもなくちょっとおセンチな気分になったのだった。
(夫・トシオ)







神秘的な雰囲気が漂うモンサンミシェル修道院
 

  

  〜初のテント泊の試練〜
 4/15/2005 Mont-Saint-Michel

 ドライブ2日目、僕たちはモンサンミシェル修道院の麓に来ていた。 モンサンミシェルと言えばそのドラマチックな立地条件が有名で最も人気のある建築物の1つだ。 僕たちもこのフランスが誇る至宝に酔いしれようと遥々やって来たのだったが、到着が夕方だった事もあってとりあえずモンサンミシェルの見学は翌日にして今日はテントを張ってゆっくりする事にした。  初日は車で野宿した為に今日が今回初のテント泊となる。 真新しいテントを広げ組み立てる。 テントの中にはエアマットを敷いて寝袋も用意し準備万端!! なんだか林間学校のようでわくわくする。 翌日の観光に備えて早めに寝る事にした。 
気持ちよく眠りについた筈だったのに、夜中になって背筋がゾクゾクして目が覚める。 寒い。 異常に寒い。 温度計を見ると3℃だった・・・。 4月とはいえこの時期のフランスはまだまだ冬なのだ。 慌ててフリースを着込み寝袋に入るが背中がどうしても寒い。 地の底から寒さが伝わってきて背中だけが冷やされてる感じだ。 ブルブルと震えながら寒さで朝まで熟睡できなかった僕たちが翌日スーパーのキャンピングコーナーで発泡ウレタンマットを2枚購入したのは言うまでも無い。
(夫・トシオ)







キャンプ場から見た街のシンボル、ソーミュール城

 
 

  〜テント泊の方がある意味いいかも!?〜 4/16/2005 Saumur

 フランスのキャンプ場はホントすごい!立地と言い、設備の充実度と言い、完全に日本の上を行ってる気がする。
トイレやシャワーはもちろん、洗濯場には、手洗いがしやすいようにデザインされた深いシンクとコイン式洗濯機に乾燥機。食器を洗う部屋は別に設置されていて、もちろんお湯もた〜ぷりジャバジャバ出る。そして今日のキャンプ場で最もうれしかったのは、シャワールームに暖房が効いていたこと。まだまだ寒〜いフランス、テントに戻るのが嫌になるくらい暖かかった〜。
 今までアジア、アフリカで安宿に泊まっていたときは、ベットにダニがいないか、枕カーバーやシーツはちゃんと洗濯されているか、シャワーのお湯はホントに出るのか、いろんなことが気になってたけど、マイテントだとそんな心配は無用!最初は「げぇ〜4ヶ月もテント暮らし〜」と出発前から泣き言を言っていた私だけど、実はこっちの方が好きかも。
(妻・ユキ)







青空に映えるシュノンソー城
 



  〜古城巡りで見た儚い夢〜 4/16/2005 Chenonceau

 「フランスで古城巡り」と言うのも良いなぁ〜っと、僕らはロワール川流域へやって来た。 アンジェからブロワにかけてのロワール川沿いはルネサンス様式の城が点在するエリアで見所盛りだくさんだ。 そんな中で僕らが目指したのはシュノンソー城。 この城は代々の城主がすべて女性だった事もあって「6人の女の城」と呼ばれている。 優美で繊細なその白い姿を見ると確かに女性っぽいなぁ〜と思える姿だ。 シュノンソー城は人気のお城なだけあって、入場料1人8ユーロ(1,120円)とかなり高いにもかかわらず観光客が多かった。 そんな中で最も目立っていたのが日本人ツアー御一行。 大きな声で説明するガイドのおばちゃんにカメラを首からぶら下げて列を連ねる参加者。 絵に描いたような日本人観光客っぷりに圧倒されながらも、何気に僕らも日本語のガイドに耳を澄ませてみたりして・・・。
次に向かった先はシャンボール城。 世界遺産にもなっているこのお城は巨大で華やかで、城と言うより宮殿といった感じだ。 話はかわるが、シャンボールと言う名前のフランス料理レストランが僕らが一年前、結婚式を挙げたリーガロイヤルホテルにある。 僕らが行くには場違いなような高級なレストランなのだが、一度は食事に行ってみたい度No.1のお店だ。 「日本に帰ったら、このお店の名前になってるシャンボール城を見てきたよ〜!って言いながら美味しいフランス料理を食べたいなぁ〜!」っと夢を膨らませながら、その日の夕食はインスタントラーメンをすするのであった。
(夫・トシオ)







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