ヨーロッパ1周!?ドライブ・日記
  〜ヨーロッパを車で一周する僕らの様子を伝える日記のコーナー〜

 
6.最高!スイストレッキング!
 Geneve〜 Stechelberg
 



 〜スイスで北浜レディース開催!! 前編〜 5/27/2005 Geneve

 私たちがスイスのジュネーブに向かった理由は1つ。友人であるタケちゃんとトロンちゃん、そして二人の友達、アダチくんと会うため。タケちゃんとトロンちゃんは、「北浜レディース」の仲間。「北浜レディース」って、あまり品の良くない名前なんだけど、何をする団体かと言うとただの飲み仲間(笑)。
 「会う」と簡単に言っても、今回はタケちゃんたちも完全個人旅行。レンタカーでイタリア、スイスを回るんだとか。お互いに大まかな予定を交換して、後はPCを持って旅行しているアダチくんとメールのやりとりで何とか5月27日スイスのジュネーブが重なりそうなことが分かった。「当日、時間通りに来なかったら、事故にあってるか何かで来れないんだと判断して〜」なんて何ともあいまいな約束をして、スイスに向かった。途中、間に合わないんじゃないか!?と心配したりもしたけど、何とか待ち合わせの前日にスイス入りすることができた。
 当日、待ち合わせが夕方だったこともあり、午前中は洗濯をしたりして、キャンプ場でゆっくり。そして午後、観光がてら、ぶらぶら街を歩きながら、夕方の待ち合わせまで再会を楽しみにウキウキ気分有り、すっかり旅汚れた服装にちょっぴり不安有りのなんだか緊張した時間を二人で過ごした。ここだけの話しだが、トシは昔、人伝えに聞いた「バックパックで旅行して1年ぶりに帰国、彼氏との再会を果たした女の子が彼氏に第一声目、「お前、臭いな!」と言われた」話しを思い出して、「タケちゃんとトロンちゃんに臭い」って言われたらどうしようーと、朝から2度もTシャツを着替えていた!
(妻・ユキ)









左からトロンちゃん、トシ、私、タケちゃん、アダチくん



  〜スイスで北浜レディース開催!! 後編〜
 5/27/2005 Geneve

 夕方、約束の時間よりも少し早く待ち合わせのカフェに着いた私たちは、外で3人を待つ事にした。10分ほど待つと、来た!3人がやって来た!タケちゃんとトロンちゃんを見た瞬間、自分たちが1年以上も旅していることが夢の様というか、そんなことをすっかり忘れてしまったというか、なんだか普段(日本にいたとき)に戻ったみたいで、ここがスイスだと言うことすら忘れてしまった。1年は短くて、何が変わるわけでもなく、今まで通りで、それが嬉しかった。さっそくカフェに入ってビールを注文して、ワイワイ、ガヤガヤが始まった。そうそう、これこれ、これがレディースのノリやわ〜!こんなスイスに来てまでレディース開催だなんて!とますます嬉しい!「うまいことホームページ作ってるやーん!」と二人に褒めてもらって、ちょっと良い気分になってると、トロンちゃんが「で、すえみっちゃんら、どっから出発したん?」っと...「あんたら全然人のホームページ見てへんやん!?」って突っ込みそうになったけど、そのまたいつものノリがやっぱり嬉しかった。タケちゃんたちの今までの道のり、イタリア人舌巻きまくりネタ?やらミラノで迷子になった話、全部久しぶりのノリで懐かしい!最近ちょっぴりホームシックだった私はちょっとしたことで嬉しく思ったり、これからの旅行も楽しくがんばるぞ!と意気込んだり、ますます日本が恋しくなったり、いろんな気持ちでこの日は心がいっぱいになった。で、3人からお土産のおせんべい、日本茶、そしてトシは前もってタケちゃんに頼んでおいたドライブ中に聞くCDを3枚もらって、大興奮。他にも日本のお洗濯洗剤やら日焼け止めやら物貰いまくり。日本にいるときは、当たり前の様に使っていたものがこっちでは中々見つからなかったり、似たようなものでもやっぱり日本製の方がいいや!って思うことがあったりで、本当にありがたい。アダチくんには、ビールまでご馳走になった。あ〜ホントありがとう〜(涙)
 そんなこんなで3人と一緒の時間はめちゃくちゃ早く過ぎて、あっと言う間に帰る時間がやってきた。3人は今日が最後の夜。明日の早朝には、空港に向かわないといけない。普通、旅行最後の夜というとぱぁーっとやるもので、私も今まではおいしいものをレストランで食べて、飲んで、と贅沢していた。なのに、3人は私たち貧乏旅行者に最後まで付き合ってくれた。ほんと申し訳ない...北イタリアとスイスはマッターホルンの見える街、ツェルマットなど私たちがこれから行きたい街を旅してきた3人。「モントブランクって書いてたやつ、やっぱあの有名なモンブランやで〜」っとボケボケながらも、短い時間で効率よく見所をたくさん回っている3人をすごいと思った。タケちゃんが、「後1日あったら、ベネチア行けたのにな〜。また月曜から仕事やわ〜っ」て言うのを聞いて、帰る場所があることが正直すごくうやましかった。3人に見送ってもらいながら、私たちのバスは走り出した。バスの中では、二人ともいつになく無口だった。タケちゃんたちに会ったことで、忘れていたことをたくさん思い出した。帰ってからのことも考えた。でも、今の私の居場所はここ。トシと一緒に旅をすること。明日は、タケちゃんがデジカメのモニターで見せてくれたモンブランをこの目で見れる日。そしてツェルマットでのトレッキングが今から楽しみだ。
(妻・ユキ)







マッターホーンの絶景を見ながらのトレッキングは気分爽快!!
 

  

  〜やっぱり山はイイなぁ〜 5/29/2005 Zermatt

 
エベレストにアンナプルナにケニア山など、この旅に出てから、すっかり山の魅力に取り付かれてしまった僕たち。 スイスでも山歩きが出来るということで楽しみにしながらやって来たのがここツェルマット。 ツェルマットはマッターホーンに一番近い大きな町。 ここを起点に沢山のゴンドラや山岳鉄道が走っており、これらに乗れば手軽に山々の景色を楽しめるため、沢山の観光客で賑わっている。 僕らが今回目指したのはキャンプ場のおっちゃん推薦のコース! ツェルマットからスネガ(2.288m)まで地下鉄(地中を斜面にそって上がる鉄道)で登り、そこからStelli湖(2.537m)を目指す。 その先は下りになりGruen湖(2,300m)〜昔ながらの村が残るFindelnを通ってツェルマットに戻るという4〜5時間のお手軽歩きコースだ。 アンナプルナやケニア山なんかと比べると少し物足りないかなぁ〜なんて最初は思ってたけど、これが予想外に楽しかった。 マッターホルンをバックに爽やかな風に吹かれながら山を歩くと、とにかく気持ちがイイ!! 登りも緩やかで周りの景色を楽しむ余裕がある。 ヨーロッパに来てからの移動はぷ〜ちゃんでのドライブ任せで歩く事の少なくなった僕らには調度良い運動強度だった。 1時間半ほどでGruen湖に到着。 少し肌寒いなぁ〜っと思っていたら湖の半分くらいはまだ凍っていた。 そんな湖に魚が泳いでたりして「何でこんな山の上でしかも凍った水の中に魚が??」っと大自然の神秘に驚愕。 湖のほとりで持ってきたフランスパンにラタトゥーユを挟んだサンドで昼食タイム。 湖越しにマッターホルンを見ながら食べるサンドはまた格別だった。 写真を撮った後、ゆっくりと下山。 雪の残る山道をぷらぷらと散歩気分で歩く。 気温は低いが太陽の日差しは強く、Tシャツで調度良い。 そんなこんなでとっても気持ちの良い時間を過ごす事が出来た。 ますますトレッキングにハマってしまいそう。 日本に帰ったら「歩く会」にでも入ろうかなぁ〜。
(夫・トシオ)







ゴンドラ降り場からの眺め。 海外初ボードの夢は果たせず・・・・。 
 



  〜あぁ・・・無情、1mの悲劇〜 30/5/2005 Zermatt 

 ツェルマットでの気持ちのよいトレッキングをした僕らではあったが、僕にはまだやる事が残っていた。 スノーボードだ!! なんとここツェルマットはヨーロッパ有数のスキーリゾート地で夏でも滑る事が出来るというのだ!! 僕は自他共に認める1年の半分は雪山に通うほどのボード馬鹿である。 こんな嬉しい話はない。 呆れた様子のユキをキャンプ場のテントに残し、僕は1人で山へ向かった。 
 ツェルマットでボードとブーツをレンタルすると何とバートンだった。 レンタルがバートンだなんてやっぱり本場は違うなぁ〜っと感心しながらゴンドラを乗り継ぎスキー場のあるTrockener Stegに着くと目の前に広がるゲレンデ! 久しぶりのこの感覚・・・最高だぁ!! 真横にはマッターホルンがドドドォーン!っとそびえたっている。 スゴイ景色だ。 こんなところで滑れるなんて・・・あぁ幸せ♪ 天気こそ曇ってはいたが、風もなく、気温も低い。 コンディションは良さそうだ。 ゴンドラ降り場はリフト乗り場より少し高い所にあった。 リフト乗り場までは滑って降りなけばならない。 朝早いからかまだ誰も滑っていない様子だったが、僕は一番乗りを目指しリフト乗り場へ滑って行こうとした。 そう・・行こうと思いボードに乗って1m滑ったその瞬間、ゲレンデにいた係りのおっさんに呼び止められた。 「今、ゲレンデコンディションが良くないんで整備中です。すいませんが指示があるまでそこの建物で待っていただけますか?」 誰も滑っていないのはそのためか? この時はそのくらいにしか思ってなかった・・。 待ってろと言われた建物には十数名の人が椅子に座って待っていた。 コーヒーを飲む者、タバコを吸う者、みんな思い思いに時間をつぶしてるがやはり少し苛立った様子だ。 30分たち・・1時間たち・・時間ばかりが過ぎていく。 その間、ゲレンデではスタッフが重機を使ってコースを整備していた。 「一箇所だけやったら他のとこは滑れるやんけ!」っと思いながら外でボォ〜っとしてると日本人の男の人が話しかけてきた。 さっき待っていた建物で会った人だった。 「何か、今日はもうダメみたいですよ。」 「えぇー!? ホントですか?」慌てて聞き返す。 「ええ。だってほら」っと言って指差した先のリフトは座椅子の部分を外して回収しているではないか!! 座席を全て回収してリフト自体も完全に止まってしまった。 近くに居たスタッフに聞くと「今日はクローズになりました。」としか説明がない。 「オイオイ。オレがもし日本からここでボードをするためだけにわざわざやって来た観光客やったらどうするつもりやねん!」っと怒りたかったが、それよりもこの時は一刻も早く町に戻って全額払い戻しさせないと!!っという使命感が勝っていた。 なんせレンタル代にゴンドラ代、リフト代・・・全部で100ユーロ(14,000円)近くかかっているのだ。 大慌てでゴンドラに乗り込む。 ちょっとでも遅くなったら「もう遅いです」などと言われはしないか?「天候のことですので払い戻しは出来ません、明日またお越しください」などと言われたりしないか? 不安ばかりが頭を過ぎる。 
 ツェルマットに戻って慌ててゴンドラ乗り場のチケット売り場に行くと笑顔で「すいませんねぇ〜。」っと言って全額払い戻ししてくれた。 レンタル屋さんでも「もちろん返金しますよ」っと言って難なく全額返ってきた。 そうだここはヨーロッパだったんだ。っとまるで儲かったかのように大喜びしたアホな俺。 結局、夢の海外ボードデビューは果たせなかったが、タダでマッターホルンの麓まで行って絶景を見られたんだから!っと言い聞かせて、次こそはとリベンジを誓うのだった。
(夫・トシオ)







山だらけの中で突然現れたスーパー。 どこにでもスーパーはあるんです。
 

  

  〜スーパーにおける人模様〜
 6/1/2005 
 
 キャンプ場での自炊生活をしている僕たちにとって重要なのがスーパーマーケットの存在。 ヨーロッパでは郊外に超巨大なスーパーが数多くあり、日用品や食品はもちろん、電化製品、家具、トイレの便器から車のタイヤまでなんでも揃う。 スーパー好きな僕らは買出しがてら良くぷらぷら遊びに行くのだが、これがその場所その場所を知るいいバロメーターになっており面白い。 初めて来た土地の物価を知る事も出来るし、その土地の産物、その土地の人がどんな物を食べてるのか? 野菜を沢山食べるのか?肉食文化なのか? などなど・・・色んな事が見えてくる。 買い物の仕方1つでも違いがあったりして、スーパーに行けばその土地の生活が見えてくるのだ。 例えばお水1本にしても炭酸水以外売ってない地域があったり、水とワインが同じ様な値段で売ってる所があったり、水質管理がちゃんとしていて水道水が美味しいため、水を買って飲まない場所があったり。 買い物の仕方ひとつでも土地柄がでる。 まだお金も払ってない商品を食べながら買い物をするお国、レジで値段を打ち込んだ後で「やっぱりいらない」っと言って普通にレジに返しまくるお国、巨大なワゴンに大量のまとめ買い物をする為レジが込みまくりで時間がかかるお国、それなのに買い物客の90%以上がカード払いでコーラ一本でもカードで支払う為さらにババ込みになっているお国・・・などなど、例を挙げればキリが無いくらいにいろんな事がある。 とか言っても某日本食品スーパーで「○○1点、○○1点で合計2点で3ユーロになりまぁ〜す」っといちいち読み上げながらレジを打つ日本人店員を見た時は「あぁ・・・日本もちょっと変わってるよなぁ。」っと、日本で当たり前だったことが少し可笑しく思えたりして・・・。 やっぱりスーパーは面白いなぁ。
(夫・トシオ)







◆スイスの秘境ギンメルワルド ◆自家製ヨーグルトにサラミ。本当に絶品!

 



  〜いざ秘境へ!〜 6/3/2005 Gimmelwald

 ツェルマットで久々に良い汗を流した僕たちはスイスでもう一度山を歩きたい!っと思っていた。 どこか良い所がないかとガイドブックを見てみると「スイスの秘境!ギンメルワルド!!」っと書いてあるではないか! 単純な僕たちは「秘境」という言葉1つでギンメルワルド行きを即決し、プ〜ちゃんを走らせた。 ギンメルワルドはインターラケン、グリンデルワルドといったこの辺りで有名な観光地よりも更に奥にある。 良く調べてみると車では行けない(ロープウェイか歩きのみ)事がわかり、初日は麓の小さな村・ステッチェルバーグのキャンプ場でテントを張った。 翌朝ギンメルワルドを目指しトレッキングを開始! 最初は森の中の急な登りが続いた。 周りは木しか見えないし、人気も無いし、秘境ってのはこういう事なん?っと思いながら歩いていると、目の前にスイスの絵葉書といったらコレッって感じの景色が目の前に広がった。 山の斜面には色とりどりの花が咲き乱れ、その向こうに雪を乗せた山々が見える。 カウベルを鳴らしながら牧草を食べる大きな牛にアルプスの少女ハイジで出てきそうな山小屋。 のどかだなぁ〜。 なんとも絵になる景色の中を更に歩いて行くと、目的地ギンメルワルドに到着した。 ギンメルワルドは小さな村だけどレストランや宿が可愛らしく建っていて、アルプスの山々とうまく調和している。 特にこれって見所はないんだけど、ガイドブックに「今まで食べたビーフジャーキーの中で世界一うまかった」と大絶賛されていたお店があったので行みることに。 そのお店は、宿に併設されていて、宿には
ワラのベッド(アルプスの少女ハイジが寝ていたような)があってとってもいい感じ。 残念ながらジャーキーはなかったが自家製サラミと自家製ヨーグルトを買い、作って持ってきたクスクスと一緒にランチで食べた。 これが本当に美味しくって、僕自身今まで食べたサラミの中ではダントツでNO.1だった。 
帰りは同じルートを下りステッチェルバーグへ。 緑豊かな中の山歩きは本当に気持ち良かったぁ。
(夫・トシオ)










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