これから旅する人へ Travel Tips


 1.チベット・ラサ〜ネパール・国境へ陸路で移動

 

私たちは、2004年9月15日(水)〜9月19日(日)まで4泊5日でランドクルーザーをハイヤーしてネパール国境へ向かう旅に出ました。
この移動については、ラサの旅行代理店で基本的には車1台をチャーターして、自分たちの好きなコースを組んで、
日数とガイドの有無、車のタイプ、シーズンなどによって値段が決まってくるみたいです。

旅行代理店
ラサの代理店をいくつか回って、結局、私たちが宿泊していた吉日旅館(キレーホテル)の2階にあるTibet YungDru Adventureという代理店で
申し込みをしました。ここはタシさんと言う日本語を話せるスタッフが常駐していましたが、他の代理店はすべて英語での説明と交渉でした。

値段とルート
私たちは以下のルートで車1台4,500元(約72,000円)でした。ここにはエベレスト・ベース・キャンプへの車の入域料(405元)が含まれております。また地名の横の時間は、私たちが実際に出発・到着した時間です。
これもほとんど当初の予定通りでドライバーの安全運転に感謝!

  DAY1:ラサ7:30 〜 ラツェ20:30 (13h)
 
  DAY2:ラツェ9:00 〜 ロンブ・モネストリ 17:30 (8.5h)
  (これ以上先へ車は入れないので、エベレスト・ベース・キャンプまでは約8km歩くか、馬車に乗る。
  私たちはベースキャンプ関係者の車を見つけて、一人10元でベースキャンプまで連れていってもらい、
  ベースキャンプのテントで宿泊しました。) 

  DAY3:ロンブ・モネストリ18:00 〜 タシゾム 19:00 (1h)
  (当初、この日は移動なしでロンブ・モネストリ宿泊の予定でしたが、ドライバーの勧めでタシゾムへ移動することに。  
  ロンブには宿が1つしかなく、タシゾムの方がご飯のおいしい宿があるから!とのことだったが、ホント、おいしくてメンバー全員大満足!)

  DAY4:タシゾム 8:00 〜 ナイラム 16:00 (8h)
  (この日のうちに国境のある町、ザンミュへ行くこともできましたが、ナイラムにはガイドの有無をチェックする検問所があり、
  私たちにはガイドがいないので、検問所の閉まっている早朝にここを通過するため、ナイラムで一泊しました。)

  DAY5:ナイラム 6:00 〜 ザンミュ 7:30 (1.5h)

*移動の詳細については、ルートのコーナーをご覧下さい。

上記の日程で4,500元以外に必要なお金は、各自の移動中の宿代と食費、エベレスト・ベース・キャンプの個人の入域料65元でした。

ルートについては、1日目にラサ〜シガツェ、2日目にシガツェ〜ラツェなど各地でお寺などを観光しながら6〜7日かけて移動する方が
メジャーなようでしたが、私たちはエベレスト・ベース・キャンプしか興味がなかったので、他の観光地をすべて省いて、
その代わりエベレスト・ベース・キャンプでゆっくりと時間をとりました。実際、2日目の夜はベースキャンプで雪がちらつくなか
満天の星空を満喫し、3日目は朝からエベレストを眺めながらベースキャンプの回りやロンブまでの道のりをゆっくりとトレッキングしました。
季節や天候にもよると思いますが、私たちが行った時期、エベレストが雲から顔を出すのは、比較的、朝の早い時間が
多いとのことだったので、ベースキャンプで1泊して本当に良かったと思っています。

もちろんエベレストに興味のない人は、ベースキャンプに寄らないルートもありました。
ルートを決定するにあたっては、旅行代理店の人に各地の魅力を聞いたり、写真を見せてもらうのが良いかと思います。

メンバー
上記の値段は先にも述べたように車1台とドライバーの値段です。基本的には4人〜5人でシェアするようですが、
私たちはゆっくりと景色を楽しみながら移動したかったので4人でシェアすることにしました。つまり助手席に1名、後部座席に3名、
後ろはすべて荷物。

中には安くあげるために6人でシェアしている人もいましたし、経由する場所によってはガイドがいないと罰金を取られるところもありますので、
その場合は助手席にガイドが座ることになるようです。

メンバーを探すのは比較的簡単でした。バックパッカーの泊まる宿には、レセプション近くに掲示板が設置されているので、
そこにルートと料金、出発日などを書いた張り紙をしました。ベースキャンプでゆっくりと時間をとったルートが良かったみたいで、
張り紙をしたその日の夕方にはメンバーが揃いました。
シーズンやルート、料金によっては、なかなかメンバーが揃わない人もいたみたでしたが...

私たちはメンバーが決定してから、全員で旅行代理店に出向き、詳細事項の決定、契約書の確認などを行いました。


中国製のジープもありましたが、サラから郊外に出るツアーの車はトヨタのランドクルーザーがほとんどみたいです。
車には詳しくないので良くわかりませんが、ランドクルーザーの中にも4タイプあって、ランクによって値段が違いました。

  トヨタ ランドクルーザー 60 (ラサを走るランドクルーザーの中で最も古く、今はほとんど実在しないそう。)
  トヨタ ランドクルーザー 62 (私たちはこれを4,500元でハイヤーしました。)
  トヨタ ランドクルーザー 80 (62の次に新しいんだそう。)
  トヨタ ランドクルーザー 4500 (これだとお値段が6,000元になると言われました。)

はじめ6,000元支払ってでも一番良いのを借りようかとも考えましたが、車が故障した場合は24時間以内に代車を送る、その間に発生した私たちの宿代や食費はすべて旅行代理店が負担する。と言う条件を代理店側が提示してくれたので、安い方の62で行くことにしました。

契約書
トラブルを防ぐ為に簡単で良いので、書面で契約を交わしたいと代理店に伝えると代理店に英語の雛形がありました。
そこにルートを追加して、私たちメンバー全員のサインと代理店のサインを貰いました。 

 内容は:
  車が故障した場合: 24時間以内に代車を送る、その間に発生した私たちの宿代や食費はすべて旅行代理店が負担する。
  ドライバーが病気の場合:上記同様。
  病人が出た場合:ドライバーや代理店に対する追加費用は発生しない。各自宿代、食費のみ負担。
  ルートの変更:ドライバーは一切のルート変更をしない。私たちが希望する場合はOK。
  日数の追加:ルート変更によって生じた日数の追加は、全員で1泊につき350元をドライバーに直接支払えばOK。
 などでした。

 上記に加えて私たちが確認(お願い)した内容は:
 「ラサから郊外に向かう旅行者を乗せた車の事故の大半は、ドライバーの二日酔いによるもの。」と今回車をシェアしたスコットランド人の
 フィオナのお兄さん(ラサ在住)から聞いたので、移動期間中、夜であってもドライバーにお酒を控えてもらいたい旨お願いしました。
 結果、私たちのドライバーはもともとお酒を一滴も飲めない人だったので、問題はありませんでした。

 車に必ずスペアタイアを積むことをお願いしました。実際、このスペアタイアが私たちの移動の初日にさっそく活用されることになりました。
 そう、初日そうそうにパンクしてしまったのです。がっ、ドライバーはすばやくタイヤを交換し、後が無くなって心配する私たちをよそに
 その日のうちにパンクしたタイアも修理に出してくれました。ラサなら25元のところを75元も取られたと、ぼやいていましたが。

 万が一ガイドが同行していないことで罰金を要求されても代理店側がすべてを負担することを確認しました。

ドライバー
代理店で安全運転で温和な人を!と希望していたのですが、お願いしたとおりとっても良いドライバーでした。彼の名前はルンドゥ。英語は通じませんでしたが、きれいな景色のところでは快く車を止めてくれましたし、私たちの我がままもしっかり聞いてくれました。


*移動中の宿情報は、旅のお宿のコーナーをご覧下さい。




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