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15.モザンビーク テテ&マシーシ 2005年03月08日〜03月09日
Mozambique Tete & Maxixe 03/08 - 03/09


@ 何度かバスやら乗り合いタクシーを乗り継いで
やっとたどり着いた
ザンビアとモザンビークの国境。

ザンビアからモザンビークへ行くには、一度ジンバブエを
経由する移動がメジャーなんだけど
ジンバブエのビザ代をけちって、直接モザンビークへ。
これが大失敗!

普通アフリカの国境といえば、両替屋がいたり、旅行者が
使い切れなかった小銭を求めてバナナを
売りに来る子供がいたりするのだけど、
なぜかここは静か。って、言うか誰もいないぞ〜!


A モザンビーク側へ渡ってビックリしたのだけれど
この国境を超えるのは、トラックがほとんどで
旅行者はゼロに近いんだとか。
で、もちろんバスも車もゼロ!!!
先に進めないぞぉ〜。

「明日の朝になったらトラックが来るからヒッチしろ!」
「まぁ〜落ち着いて座れ!」の審査官の一声で
国境で1泊を覚悟の夫、トシオ。
「腹が減ってんねんけど、飯はあるんかな〜」って、
心配するポイントがずれてるよっ!

ちなみにご飯は近くの村で食べさせてもらえるけど
ここまで来てでも肉を食べたがる夫、トシオに
審査官は、「鳥をしめあげるのに時間がかかるから
今のうちに頼んでおいた方がいいぞ〜」とのこと。
なんの話じゃ!

 


B 国境でそうこうしているうちに、100ドルで私たちが
行きたいテテまで車を出すと言うジモピーが現れた。

どうもこの国境とテテをピックアップトラックで
往復してお金を稼ぐ人らしい。

「100ドルなんて払えないから無理!」と言っていると
村に別の旅行者がいて、彼が70ドルを払うということに
なった。テテへの道を急いでいるらしい。

で、調度テテへ行きたかった審査官の1人が
それに5ドルで乗っかって
私たち二人が25ドルで計100ドル。


C 「テテへの車が出る!」と聞きつけた村の
人達がどこからともなくゾクゾクと集まってきた。

ヒッチする車すら走っていないこんな静かなところで
この人達はいったいどれくらいの間
この機会を待ってたんだろう..

 70ドル払ったおじさんが助手席に座り、
後はみ〜んな荷台に。生まれたての赤ちゃんも一緒。
ものすごい風と砂埃なので、バンダナをフェイスマスクにして
さらに上からタオルで思いっきり頭を覆う。
赤ちゃんも布にぽっこり包まれて、お母さんがぎゅっと
抱きしめる。

村の人達は途中下車。
私たちがテテに着いたのは、夜の10時。



D テテはモザンビークで最も暑い町
みんな地獄と呼ぶんだとか。

夜10時にテテに着いて宿を探して、汗ダクダクのクッタクタで
それでも慌てて次の中継地点マシーシへ向かう
翌日発のバスのチケットを探す私たち。
とにかく暑くて、こんなところにはいられない!!!
早く脱出しなきゃ〜。

現地通貨を持ってなかったので、まずATMへ
飛び込んだんだけど、暗証番号6桁!?なんで?
普通4桁でしょ!?
お金が出ない!ピンチ!

結局最悪なレートながらも、バスのチケットをドルで購入。
時間すでに夜の11時半!
ご飯だ!ご飯! ビール!ビール!
あっ、でもお金が...
ここでもまたドル払い...

で、クタクタの汗ダックダックで宿に戻ると
今度はシャワーが出ない。
夜は断水なんだとか...なんでやねん(怒)!
宿のガードマンに汗だくのTシャツを突き出して
「これ臭いでしょ!臭ってみて!ホラッ!」っと思いっきり
訴えて、なんとかホースシャワーだけはゲット。

言葉が全く通じないし、夜中になっても暑いし、
ドル払いだとめちゃくちゃボッてくるし、
宿は夜断水で、トイレも流れないし...
なんだんだ?ココは?ほんと地獄だよぉ〜(涙)


E 「テテさえ抜ければなんとかなる!」と自分たちを
励ましてきたのだけれど、やっぱりダメだった...

マシーシ行きのバスは、朝の4時半発。
なんでそんなに早いねん(怒)!

「荷物はすべて上!」と言われて、ザンビアでの移動の
悲劇を思い出した私たち。そう、夫、トシオのバックパックが
冷凍巨大肉から解け出た牛の血まみれになったことを...

結局、「オレが自分で乗せるぅ〜」と言って
夫、トシオが私たちのバックパックを暗闇の中
冷凍肉から最も離れた場所に置く。

その後に大勢の人の荷物とヤギちゃんたちが積み込まれる。
足をロープできつく縛られて、かわいそう。




F 結局荷物を積み込んで、バスは朝の5時過ぎに
まだ真っ暗なテテを出発。

バスが走り出してすぐ、真っ暗なバスの窓から
水が入ってくる。トシオに「雨かな〜」なんて言いながら
顔についた水を手でぬぐって、何気にそれを臭いでみて
気を失いそうになった...

生臭い...
そう、暑さのせいで、バスの上に積まれた冷凍肉が
早くも溶け出して、血が滴り落ちてきている!
もうありえない。暗くて何も見えないけど、もしかして
私の顔に牛の血がっっ!!!ギャーー!

その後、日が高く昇るにつれて
肉汁は出きったのか、乾燥したのか、
たれてこなくなったけど、とにかく暑い。
子供は全員素っ裸。
現地通貨を持っていないときに限って
水がいくらあっても足りない。チビチビ飲むしかない...

それでも人がドンドン乗り込んできて、
荷物が上にボンボン投げ込まれて、その度に
重〜い荷物の下敷きにされたヤギちゃんたちの
「ギィエ〜」と言う悲鳴が聞こえてくる。
「ヤギってこんな風にないたっけ?」って思うような悲鳴。
きっと骨が折れてるんだと思う。
暑いのに水も与えられず、中には荷物の下敷きで
息絶えてくヤギちゃんもいたと思う。
こっちの人にとって、食料でしかないヤギちゃんたち、
かわいそうでバスの上を確認することができなかった。





G バスの中はババ混み!
これから10時間とも20時間とも言える
移動を立ってする人がいるからビックリ!

バスは2人席と3人席で横に5名なのだけれど
警察のチェックポイントを通りかかるたびに
通路に立っている人が全員空気椅子!
で、この写真みたいに全員が座っている様に
見えるのだけれど...

 で、途中バスが止まる度に物売りが集まってきて
籐でできた物置きやらカゴを買う人達がいるから
ますますバスが混む!
なんでそんなもん、今買うねん(怒)!

結局バスがマシーシについたのは
バスがテテを出発してから
17時間後の夜10時。

ちなみにこのバスの終点はマシーシではなく、
別の町を目指すのだけれど
モザンビークは法律で公共の車両は朝4時半〜夜9時まで
しか走ってはならいと決められているらしく
乗客はここでバス泊。もちろん子供も。
みんな本当にたくましい。

 


H マシーシの銀行でもやっぱり
ATMの暗証番号は6桁。
再度4桁で試してみると、今回はOK!
ここに来てやっと現地通貨をゲット!

マシーシから私たちが目指すトーフォーへは後一歩!
マシーシで久しぶりに充分な睡眠を取って、
食料調達と壊れたサンダルの修理。

マシーシの靴修理のおじさんと村の人達。


 I マシーシから次の中継地点イニャンバネへは
 帆掛け舟で20分。
 風が吹いててくれて良かった〜。

 向こう岸にさえ渡れば、トーフォーまでは目と鼻の先!



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