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旅の日記 5.ベトナム 〜ホーチミンでハッスル!ハッスル!〜 |
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7月12日 体力だけが自慢の僕ではあるが、重〜いバックパックを背負って歩き回るのは、結構キツかったりする。 背中には80Lのバックパック。 前には35Lのデイバック。 約30kgのオモリを付けて移動したり、宿を何軒も探し回ったりするのだから体力がなくては始まらない。 そろそろ中年の域に入ってきたことだし、このままではイカンなぁ〜っと思っていた矢先、プノンペンで偶然トレーニングジムを見つけた。 1回だけの利用もOKという事で早速、トレーニングさせてもらったのだった。 7月18日 味をしめた僕はホーチミンでも宿のフロントでジムの場所を聞き、1人でトレーニングに向かった。 10分ほど歩き、教えてもらったとおりの場所で探してみるがジムらしき建物が見当たらない。 古びた倉庫や建物があるだけだ。 地元の人達に聞く事も出来ず、「帰ろうかなぁ〜」っと思い始めた時、何気なく覗き込んだ薄暗〜い倉庫の中から声が聞こえてきた。 よく見てみると、大きな倉庫の1階部分がビリヤード場になっており、若い男の人たちがたくさん玉突きしている。 そしてその奥の2階にジムが見えた。 「あったー!」っと思ったが、観光客など1人もいない100%ジモピーの独特の雰囲気に一瞬入るのをためらった。 しかも倉庫の中は薄暗く蒸し暑い為、どんよりと重たい空気に満ちている。 その中でトレーニングに汗を流し、うめき声を上げながらバーベルをあげるジモピー達の姿は、さながら‘虎の穴’で修行に励むレスラーのようだった。 しかしここまで来て逃げ帰るわけにもいかない。 僕は意を決して'虎の穴'の門を叩いた。 日本の場合、フィットネスジムと言えば清潔で明るくさわやかなもんだ。 クーラーの効いた大きな室内で、皆一様に小奇麗な格好でMDを聞きながらランニングマシーンで走ったり、トレーニングをしている。 しかしここはホーチミン。 ジムの中はクーラーなどなく異常に暑い。 小さな小窓があるだけなので、みんなの体から発する汗は蒸気の様に室内にこもる。 その暑さのためみな上半身裸になっていた。 なかには何故かトランクス1枚になってトレーニングに励む人もいる。 薄暗い室内で半裸の男達が汗だくになって「うがぁーっ!」と声を上げながらバーベルを挙げる姿は異様だった。 【寿夫 2004.8.12 筆】 |
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