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旅の日記 〜体験レポート : アンナプルナ・サンクチュアリ トッレッキング 〜 その1 |
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Day1 8:00 ポカラの宿をタクシーで出発。 8:40登り口のフェディ着。 フェディについて驚いた。 目の前にはいきなりスゴイ急な石段がくねくねと続いていたからだ。 僕らは即行で杖を買い、気合を入れて山を登り始めた。 大量の汗をかきながら1時間半ほど急坂を登ると山の尾根にある村、ダンプスに到着。 しばらくはアンナプルナを臨むなだらかな尾根の道が続く。 すると突然、何者かが僕らの前に立ちはだかった。 7〜8人の村の子供たちが手をつなぎ唄を歌いながら'通せんぼ'をしているではないか! 何事だ?っと思っていると子供たちは「ルピー!ルピー!」っと言い始めた。 そういえば、トレッキングの注意事項に「子供たちがお金やお菓子を欲しがって寄ってきても一切与えないで下さい」と書いてあったのを思い出した。 確かに一度与えてしまうと子供たちの行為を後押ししてしまう事になる。 しかし「ノーマネー、」っと言って前に進もうとしても子供たちは通せんぼを止めようとしない。 どうしようかと困っていると牛を連れたおじさんがやってきて子供たちを一喝した。 クモの子を散らすように子供たちは走り去った。 Day2 バナナパンケーキとミルクティーの朝食をとり、8:40に宿を出発。 天気は快晴。 目の前にアンナプルナサウスが現れその美しさにうっとり。 棚田を左に見ながら緩やかな山道を進む。 10:05ランドルンを通過。 ここからまたアップダウンを繰り返す。 河原に下りると滝なんかが見えていい感じ。 モディ・コーラ(アンナプルナとマチャプチャレの間を流れる川)を渡りしばらく上流に進むと、11:40ニューブリッジに到着。 ここで昼食をとる。 沢山のトレッカーで賑わっていた。 ここで食べたのもやはりダルバート。 お値段は更に上がって150ルピア(300円)。 12:50ニューブリッジを出発。 再びモディ・コーラを渡ると急な登りが続く。 これが結構きつく暑さと疲労でペースがダウンする。 2日目の宿泊地ジヌーに到着したのは14:20。 ここには楽しみがあった。 温泉だ。 疲れた身体を引きずるように再び山を下る。 膝が痛くてたまらなかったが、温泉が待っている!と言い聞かせながら下って行く。 僕らが着くと既に3人の欧米人と4〜5人のジモピーが入っていた。 欧米人はビールを片手にほろ酔い気分。 ジモピーはプロレス大会のまっ最中。 肝心の温泉の方は温泉というには程遠く、ぬる〜い温水プールといったところ。 掃除をしていない為か苔や泥が溜まっており、動くともわぁ〜っと水が濁る。 後から来た欧米人は温泉の定義を知る由もなく服を着たままビーサンで入浴。 混んできてもジモピーのプロレス大会は続けられ欧米人も増えてきた為、温泉から出ようと思うが寒くてなかなか出られない。 意を決してぬるま湯から上がるとブルブルと震えながら降りてきた山道を再び登った。 ジヌーでお世話になったのはジヌーゲストハウス。 ルーフトップにレストランがありこれがまたGOOD。 下山途中のポーランド人の団体も宿泊していた為に夜は賑やかだった。 そんな中、夜暗くなったルーフトップに怪しい影が2つ。 欧米人のカップルだ。 どこから来たのかは分からないが、人の泊まってる宿にわざわざやってきて大ラブロマンス大会をおっぱじめる始末。 近くを人が通ろうとお構いなし。 ポーランドの団体さんや宿の人達の見守る中、2人は自分達だけの世界に浸っていた。 Day3 9:00 ジヌーを出発。 ここから次の村・チョムロンまでは標高差700mの急な登りがひたすら続く。 このルートの難所の1つだ。 急斜面を1時間半登り続けてようやくチョムロンに着いた。 しかし、まだまだ難所は続く。 チョムロンの村を越えると、1度谷に下りなければならない。 上りの後は急激な下り。 下りは楽な様に思えるが実はこの下りが本当にキツイ。 膝にくるのだ。 初日の後半から右膝が痛み出していたのだが、チョムロンからの下りの途中でその痛みは激痛に変わっていた。 休みながら騙し騙し歩いていたが、普通に歩けない。 足を蟹股に開き、ロボットのようにカックンカックン歩く。 右をかばうため、左も痛くなる。 道端にお菓子を売ってる店があったので、たまりかねてバンテ―ジを置いてないか聞いてみると何と近くに薬局があると言うではないか! このルートで唯一の薬局がこのタイミングであるなんて! 神様にお礼を言いながら薬局に向かう。 教えてもらわなかったら気づかない様な小さなほったて小屋に入ると中には先客がいた。 イギリス人のボブ&スーキー夫妻。 結婚8年目にして世界一周中という彼ら。 とっても紳士なボブは自分は風邪をひいてるにもかかわらず、僕の足を心配してくれ色々と気遣ってくれた。 しかしこの薬局、山の中にあるにしても値段がべらぼうに高い!(ポカラの10倍以上) 妻・ユキはバンテージの購入を強く薦めたが、人の足元を見て商売してる輩は大キライなので何も買わないで薬局を出た。 休みながら変な蟹股歩きでなんとか谷へ下る。 川を渡ると今度は再び急激な登りが待っていた。 登りはとんでもなくきつかったが、下りの時のように膝が痛まないのでまだましだ。 12:30シヌワに到着。 昼食をとる。 この辺りまで来ると今までたくさんあった段々畑を目にしなくなった。 ここから先は人の住む村がない為だ。 道はジャングルに入り、細く険しくなっていくがそれほど急ではないので歩きやすい。 モディ・コーラを右手に眺めながら緩やかな上り坂を進む。 バンブーに着いたのは16:00だった。 バンブーには5件の宿があったが、声をかけてきたバンブーゲストハウスのグッチ裕三似のおっちゃんがご飯を食べてくれたら宿泊費はタダ!っと言うので今日のお宿はここに決定。 バンブーから先はホットシャワーのある宿は無い為、最後のホットシャワーを存分に浴びる。 Day4 8:30 バンブーを後にする。 この辺りは密林が多く山賊が出没するポイントとして恐れられている。 茂みの中から現れて突然切りつけられることもあるそうだ。 危ないヤツがいないかと辺りをきょろきょろしながら歩く。 すると突然、人の気配がした。 振り返ると後ろに男の人が居るではないか!! 今さっき写真を撮るために振り返った時には誰も居なかったのに一体どこから現れたのか? 見た感じポーターのようだがそれにしては荷物が少ない。 おまけにトレッキングでは使う事のないピッケルを手にしていた! 怪しい! 緊張が走る。 先に行かせようと思い、身構えて道を譲るとその男は黙って僕らの前に出たのだが、今度はなかなか先に行こうとしない。 僕らの方を振り返りながら一定の距離を保つのだ。 僕らが立ち止まるとその男も立ち止まる。 ますます怪しい!! ヤバそうなんでその場にリュックを置いてしばらく休憩する事にした。 男の姿が見えなくなるのを確認して再び歩き出す。 その後もどこかに隠れていないか確認しながら進むため、歩く以上に疲れた。 11:30 ヒマラヤホテルに到着。 トレッキングも4日目。 疲れも溜まってきていたし、ちょっとゆっくりしようという事で早々にチェックイン! 川の水で頭を洗い、洗濯をし寝袋を干した後、紅茶を飲みながらゆっくりと読書。 こういう過ごし方も悪くない。 っと言うよりとっても贅沢な過ごし方♪ のんびりと午後の時間を過ごしていると、チョムロンの薬局でお世話になったボブ&スーキー夫妻が登ってきた。 2人もヒマラヤホテルに泊まったため夜はみんなでおしゃべり大会。 この辺りは標高2,873m。 夜は冷え込みがキビシイため、コタツにヒーターを入れてもらって暖をとる。 熱々のロキシー(ネパールの地酒で日本酒の様な味)を飲みながら旅の話に花が咲く。 さぁ〜明日は待ちに待ったアンナプルナ・ベースキャンプだ! |
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